どんな時も「基本」が大切、小さなことをコツコツと
- hashi30
- 2023年1月29日
- 読了時間: 2分
更新日:2023年1月30日
~コロナ、ノロ、インフル…冬は色んなウイルスへの対策が必要です②~
こんにちは。今日は基本のお話です。コロナに対して、あるいはインフルに対して、私たちがやるべきこと、大切なことは何でしょう?実は、私たち一人ひとりができること、いわゆる「感染対策の基本」は、これまでとあまり変わりません。
菌やウイルスはヒトの手を伝って、あちこちに移動します。だから手洗いが大切です。でも石鹸やアルコールで手洗いしても、手についている菌やウイルスを全てなくすことはできません。
くしゃみをすれば、ヒトの口から菌やウイルスは飛び散ります。マスクで飛散するモノを全て防げるわけではありませんが、何割かは防げるでしょう。
コロナのPCR検査で陰性だったからといって、「絶対にコロナにかかっていない」とは言い切れません。検査で陽性を見落とす可能性はあります。そして、陽性だからといって(体内にウイルスを持っているからといって)必ずしも病気になるとは限りません。だから、しっかりと食事や睡眠をとって、菌やウイルスに負けないカラダを作ることは、有効な対策の一つといえます。
「三本の矢」のたとえ話と同じで、一つひとつの感染対策だけでは万全ではありません。いくつもの感染対策を重ねることで、より万全な対策に近づけることができます。ついでに言えば、感染対策の世界では「絶対大丈夫」とか「ゼロリスク」はあり得ません。「三本の矢」を束ねても、折れるときは折れるのです。
ATP・迅速検査研究会 理事
(元月刊HACCP副編集長・元月刊フードケミカル副編集長)
立石 亘

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